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狂騒。
狂乱。
の一夜。

アポが４時半に終わり、直帰申請を出していた私と新人くんは、とりあえず浅草に向かい飲むことになりました。
飲み屋にはまだ人は全くおらず、
ビールをちびちび、カツオのたたきをつまみつつ、日本酒をんぐんぐと飲み、
新人くんのことをいろいろ根掘り葉掘り聞く。
デブ専らしい。
まぁいいと思うよ？俺とは好みが違うだけで。

そのうち、仕事を終えたザワキタも合流し、仕切り直し。
と思ったら、ゆとり世代の新人くん帰宅。
空気読めねーな！とザワキタがキレて、
なぜか外国人観光客に話しかけ始める。
彼は、酩酊状態で外国人を見かけると、話しかけずにはいられないのです。
「あー？インペリアルパレース？二重橋二重橋！」
最終的には、バイバイと言われ追い払われていました。

さらに、ザワキタの同期の女の子と、くにおが合流。
くにおは、後輩の博多っ子で、みんなに可愛がられているアホである。
４人で飲んでいると、さらに酩酊したザワキタが「店変えよう！飲み直そう！」と、何回目かの飲み直しを要求。
その時点で女子帰宅。
３人で浅草のHUBへ突入。
浅草のHUBは、ジャズバーにもなっており、ちょうどライブ中だった。
３人でモヒートを飲み、
くにおは「こういうの、いいねぇ！」とノリノリ、
ザワキタは白目むいて酩酊状態、
私は、バイトの子（あかねちゃん）のLINEを聞こうかどうしようか本気で悩んでいた。
そのうち、ザワキタが「ちょっと、俺、店長と話してくる、知り合いだから、ここは、まかせて」と、千鳥足で店長の元へ行ってしまったが、
どうやら店長はザワキタのことを存じないらしい。
（後に、ザワキタも、デートで一回来たことがあるだけなのが判明）
あかねちゃんへの想いを引きずりながら、店を出る。

帰ろうかどうしようか迷う22時半。
結局、また上野のフィリピンパブへ突入。
戸惑うくにお。
混んでる店内。
（誰かの誕生日らしい）
変なババアに絡みつくワタクシ。
（性欲が全開やった）
ザワキタの酩酊も最高レベルで、起きてるのか寝てるのかよくわからん上に、
金がない状態で来てしまったため、くにおがお会計する。
「こういうの楽しいでしょ？いいね！いいね！」とザワキタ。
殺意。

帰宅は深夜１時。
4時間しか眠れないことに愕然としながらも、意識は闇の中へ落ちていった。