東京サボリーマン糞ブログ。

音楽。映画。ファッション。サボり。

お題 : 挫折続きの人生よ。

夢ね。
しかも挫折も付いてくるのね。
残酷ッ!

小学校の頃の夢は「教師」でした。
ギターを弾ける先生がいて、授業も楽しく、
こんな風になりたいと思っていました。

中学校の頃の夢もまだ「教師」でした。
でもこの頃は、女生徒の尻を追いかけるのに夢中で、
夢より現実の尻、という感じだったと思います。

高校生の頃の夢は「バンドマン」でした。
初めてバンドを組み、
初めてライブハウスのステージに立ち、
初めて曲を作り、
初めて人前で披露する、
これをずっと続けられたらどんなに楽しいことだろうと思っていました。

大学生になり、夢というものが曖昧になりました。
強いて言えば、バンドを続けること。
ただ、食っていくためには仕事をしないといけない、
それとバンドを天秤にかけて、
なんの覚悟もなかった私は、結局仕事をすることを選びつつ、
ズルズルと夢にしがみついていました。

その後、
社会人として働きながらバンドを続け、
26歳の時に、「このバンドが売れなかったらもう辞めよう」というなにがしかの覚悟とともに新しいバンドを組み、
28歳までがむしゃらに(言葉通り本当にがむしゃらに)バンド活動をしました。
自分が本当に良いと思える曲を作り、
音源を作り、
コンピレーションアルバムに参加し、
都内のいろんなところでライブをして、
ワンマンライブができるぐらいまでお客さんはつきましたが、
結局、売れたわけでもなく、解散しました。
「夢」を「現実」にする方法がまったくわかっていなかったのだと思います。
(今は、理屈的にはわかっているつもりです)ひたすらがむしゃらでした。
あとは、ハングリーさもなかったかもしれません。

バンドマンで食っていくという夢
を諦める時
すごく苦しみました。
本当に悩みました。
恥ずかしい話ですが、1人で泣いていました。
高校の時からずっと見続けている夢を、諦める。
もしかして、このまま続けていればひょっとして、とか
考えは堂々巡り。
なぜかその時は、誰にも相談せず、
1人で悶々としていました。

最終的に、
「音楽はいつも自分の側にいる」
という考えに至り、
自分を納得させることはできました。
でもこれは自分の人生で、大きな挫折でした。

同時に、大きなターニングポイントでもあり、
そこから、結婚し、転職し、子どももでき、
いろんなペンディングが一気に動きました。

音楽で食っていく夢は、たしかに挫けましたが、
今も曲は作っていますし、
ライブイベントに出る話も出ています。
発信の方法・音楽の売り方はいろいろあるから。
今は特にデビューとかそういうことにはこだわらなくなりました。
結局、いい曲が作れればいいか、と
そう思えるようになりました。

挫折なんて出来ることならしたくないです。
悩んだり泣いたり、ボロボロになります。
でも、
その先に見える景色は、
自分が考えているものとは、
まったく違うかもしれない。

ですよ?




Netflix火花お題「夢と挫折」



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