ブックオフ人間。
村田沙耶香「コンビニ人間」読了。
芥川賞受賞ということでも話題だけど、
作者が現役のコンビニバイトさんということでも話題になったこの本。
入院中のザワキタのところへ行ったら、ちょうどこれを読み終わったところだったらしく、
「え、これ面白かった?」
「これなかなか面白かったよ。2時間ぐらいで読めるし」
「あーまじ?え、読み終わったなら貸してよ」
「えー、だめ。あー…でもいっか。いいよ」
という、
なぜか渋々ながら貸してもらいました。
たしかに、面白かった。
文章も読みやすいし、ボリュームも適度で、
空いた時間にサラサラっと読める。
けど、あんまり自分の中に残るものがない。
というか、あんまり語れない。
ここがよかったなぁ、とか、ここは笑ったわー、っていうのがない。
結局主人公がサイコパスなんじゃないか?という感想しかないのだけど、ダメですかね。
ただ、なんとなーくだけど、
「やらなきゃならないことをやるだけさ、だからうまくいくんだよ」
ってな、ボブディラン的なことなのかなぁ?
人には、他人からなんと言われようと、立ち続ける場所がある、みたいな?
ネガティヴキャンペーンになってたらごめんなさいでも面白いことは面白いよっ☆
- 作者: 村田沙耶香
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2016/07/27
- メディア: 単行本
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