東京サボリーマン糞ブログ。

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黒い安息日。

お題「わたしの黒歴史」

黒歴史

そりゃこないだの新宿事変だな


先日、4月の中頃かな。
午後2時ぐらい。
新宿をほてほて歩いていたんですね。
営業中に。
なんか無性にムラムラしていて、
でもそんなにお金があるわけでもないから、
手軽にオナクラでも行こうかと。
(要は、手だけでやってくれるってやつ?)

んで、歌舞伎町をふらふらしつつ、
ホテヘルはたけーなぁーとか、
箱へルはどんなババアが出てくるかわからんしなーとか
結局これはどこにも行かずに終わるかなーとか思ってた、
ほんとちょうどその時、
メガネのジジイに話しかけられた。
メガネのジジイのキャッチね。

「ちょいちょい、お兄さん、待って待って」

まぁ待つ奴なんていないんだけど、
その時はなんか立ち止まっちゃったんだな。
とにかくムラムラしてたからね。
なんか面白いものでもあんのかと。
「僕がここに立ってるのはほんとにレアだから」
と、なんかちょっと上から目線なんだけど、
まぁちょっとついてこいと言われ、
その辺の建物の二階へ。
そこは普通のデリヘルの受付で、
値段もまぁ普通に高い。
だから、お金ないっつって断って出て行こうとしたら、
「わかった、ついてこい」っつってまだついてくる。

ゲーセンのトイレに入った我々。
「や、ほんとにこれは見つかるとヤバイから」っつって、
話を聞くと、
どうやら、このジジイと懇意にしている女性(20代)がいるらしく、
ワシが呼べばこいつはすぐ来る、
まじモンのジャパニーズセックスマシーンだと。
ホテル代もワシが出すから、2万3千でどうだと。
一応、写真も見せてくれたのだけどなんだかよくわからん。
まぁ普通のちょっと老け顔の女性かな、という感じ。
あと、そのジジイが信用のためっつって免許証も見せてくれたのだけど、
明らかにプラスチックのカードに、コピーを貼ったシロモノ。
怪しさは一気に最高潮。

でも、あぁ、欲望って怖い。

ムラムラも最高潮だった私はなんと、2万で手を打ってしまったのです。
このムラムラを、エロエロのジャパニーズセックスマシーンに癒してもらおうと、
もうその事しか頭になかったのです。
とりあえずお金を下ろすため銀行へ行こうとしたら、どんどんついてくる。
(まぁ当たり前か)
途中警察とすれ違うと、
「ちょっと離れろ」と言ってくる割には
「警察とは知り合いだ」とかもうよくわからん。
理解不能な状況の一筋の光は、すでにそのセックスマシーンだけである。

ジジイ行きつけのホテルがあるらしく、
なぜか部屋で2人で待つことに。
逆にジジイに犯されるのか?と思っていた矢先、待ち焦がれたノックの音。
ジジイが「はいはいはい」と言ってドアを開ける。

ジャパニーズセックスマシーン?

どう見ても東南アジアのお方なんですが…
「はい二万ね」と言ってお金をむしり取って出て行くジジイ。
あとに残される私とセックスマシーン。
「シャワー、浴ビヨッカ」
カタコトやないの。
まぁでも、たしかになかなか良い体つきはされておりました。
さすがセックスマシーン。
ただねー、
なんかすっごい臭かったんだな。
そのため、ジジイは「3時でも4時でもいつまででもいていいよ!」と言っていたのだけど、
すぐに事を終えてしまいました。
私はすぐにでもそこを立ち去りたかったのですが、
セックスマシーンは余韻を楽しみたかったらしく、
「モウチョト」とのこと。
オゥマイガッ。

結局モンゴル人でした。

ピュアモンゴル人ではなくて、一応日本人とのハーフらしいんだけどね。
聞き上手な私は、ベッドに横になりながら、そのセックスマシーンの身の上話を聞いてあげていました。
「結婚とかしてないの?」
(どう見ても自分より年上だったので)
「シテナイ。まだ23ダヨ」

\(^o^)/

まじか。
セックスマシーン老けすぎや。
どうやら今まで2回プロポーズされた事があるらしい。

1. イギリス人の外交官
肩書きも申し分なく、英国本国にもどでかい家を持っているらしい。
なんで結婚しなかったん?って聞いたら
「ダッテ、もう70ダヨ…。しかもパイプカットしてて、子ども無理ネ。子ども持ちたいなら精子バンク言ワレタ」とのこと。

2. 日本人サラリーマン
どっかの飲み屋で会ったらしい。
推定30後半?
言動がおかしいと思ったセックスマシーンが、素行調査を依頼してみると、
すでに別の女性と結婚している、との結果が。
それでも男はしらばっくれていたとのこと。

そこまで聞き出して、ようやく解放された。
ホテルを出たあと、早速ジジイに電話。
(ジジイは信用のため、電話番号もくれた)
「あ?なに?」
「あ、さっきの、ホテルの」
「あ、あー!はいはい、どうだった?最高だったでしょ?」
「いや、なんか日本人じゃなかったんすけど。モンゴル人って…」
「え?あー…そなの…?」
(知らんかったんかい!)
「まぁさー、また連絡してよ!大体喫茶店にいるからさ!」ガチャ

こうして私の午後2時から4時は過ぎていったのでした。