90年代V系レイディオ。
ブログ友達(なんていえばいいの?読者友達?)のトモゾウさんのこの記事に影響を受けて
私も90年代、
中学生~高校生にかけて、どっぷりとヴィジュアル系の洗礼を受けておりました。
麗しいメロディーとか、グロテスクな描写とか、優美なルックスに
今でも心のアレが反応(エレクト)してしまうのは、避けがたい事実。
そんな私の、V系バンド5選。
~そのバンドの説明って言うより、個人的な思い出を添えて~
1.cali ≠ gari
93年結成の、現在進行で活動しているV系バンド。
なんだけど、もはやV系の枠でくくっていいのかなっていうほど、音楽性は雑多。
その昔、V系少年だった私が「FOOL'S MATE」というV系雑誌を買っていたころ、99年ぐらいかな?
白黒記事の片隅にこのバンドの記事が載っていて、「へー、曲名が『嘔吐』『ギロチン』…気持ち悪いなぁ…」と思っていたのですが、
大人になってから聞いて、「なんで今まで聞かなかったんだ!」ってなったバンド。
ギターの桜井さんがゲイで、そういう「新宿3丁目文化」みたいなのが歌詞にも出てくる。テクノあり、ジャズあり、昭和歌謡あり、グランジあり、もうなんでもあり。
V系苦手な人にもお勧めできるバンドです。
2.Laputa
いわゆる「名古屋系」ビジュアルバンド。
ダークな曲調、ゴスっぽい衣装、血とか精神異常っぽい感じとか、そういうやつね。
上に貼った曲が、まさかのアニメ「金田一少年の事件簿」のオープニングに使われてて、それで知ったんだな。
あとは、福岡でラジオ番組やってて、V系少年の私はそれを寝ながら聞いておりました。
このバンドは声が特徴的で、そこが好みの分かれるところ。
ツタツタツタ…という、V系お得意のドラムパターンも、このバンドの「奈落の底」という曲がオリジナル、という説もあるらしいYO
3.Pierrot
なんとも形容しがたいバンド。
好きなんだけど、「じゃあおすすめポイントは?」って言われると、わかりやすく説明することが非常に難しい…。
なんだろう、
「かっこいい」の一言に尽きる。
(ボーカルのルックスは好みが分かれるところ。)
「世界観」を作るのがすごくうまいバンドで、インディーズの頃から解散まで、一貫してダークでポップな「ピエロワールド」を展開してくれました。
「あたまふれええええ!!!」
「キ〇〇イになっちまえよぉおおおおお!!!」
というMCでもおなじみ。
4.ALL I NEED
マイナーなのか、itunesに出てこなかった…。
ヴィジュアル系なんだけど、上記3バンドとは違い、もっとソフトな、
そう、ソフトヴィジュアル系。お化粧系。なんていうんだろ?
上記の「傷跡」という曲が好きすぎて、
家で聞きまくっていたら、うちの母親もメロディーを覚えていた。
ボーカルの声がちょっとフリーザっぽい。
地元のCD屋でファーストアルバムを予約したのだけど、たぶん予約したの俺一人だったと思う。
MALICE MIZER - au revoir PV (1st edition) [1080p HD]
これぞ、The ヴィジュアル系。
なんとなく世間一般のヴィジュアル系像って、こういう感じじゃない?
Gacktのいたバンドとしておなじみ。
恰好は、確かにね、ちょっと狂ってるけど、
音楽性は「クラシック+ロック」ということを試みていて、普通に曲が良い。
今でもカラオケで歌う。
という5バンド。
何ぶん、私目線ですので、だいぶ偏りがあるかとは思いますが、
一口にヴィジュアル系とはいっても、各バンドいろんなところから影響を受けているので、音楽性も一概には語れません。
私も、LUNA SEAからヴィジュアル系の道に入ったのですが、脇道にもいろんなバンドがいたっていうね。
皆様の音楽ライフに、少しだけでもヴィジュアル風味が加えられれば、本望です♪