東京サボリーマン糞ブログ。

音楽。映画。ファッション。サボり。

ポエムポエマーポエミスト。

怠惰な朝です。


ヨメはいびきをかいて寝ています。


息子はヘソをいじりながら寝ています。


外ではカラスが鳴いています。


昨日、
子どもが熱を出したので、午前中病院に連れて行ったのですが、
(お盆の時期でもやっててくれて感謝)
子どもがキッズスペースで遊んでる間は、親は意外に手持ち無沙汰なもんです。
大概、親用の雑誌はあまりなく、
あっても、母親用の「女性自身」とか「女性セブン」とか。
(何であれ系の雑誌ばっかなのかね?)


なので、
子ども用の本のコーナーを見たら、
小学生向けの「詩」の本があったので、それを読んでいました。



詩って、やっぱり難しくて。
難しいというか、明確なストーリーとか、誰かの心情をそこで説明するとか、オチがあるとか、
そういうストンってくる部分はあまりなくて
どちらかというと、何か情景や心情を切り取って見せてくれているものだと思うので、
そこが、ハマるハマらないがあって難しいのかなと。


この本では、ドラえもんが「詩の楽しみ方は一人一人違うんだ。自分が感じたことが、その詩の言いたいことでいいんだよ。」と言っていますが、
何も感じないときと、
あるときハッ!とわかるときがあるよね。
中原中也の詩を読んでて、
「トタンがせんべい食べる」とかさ、
わけわかんなくて
でもなんとなく読み続けていたら、
あるとき、何かストンと来るものはあった。
言葉では言えないけど、自分だけにわかる感覚、みたいな。


この本に載っているのは、割とわかりやすい詩で、
例えば、草野心平とか、まどみちおとかね、
絶対中原中也なんて載ってないんだけど。
草野心平は「冬眠」の詩が好きだな。
あの、なんとも言えない音のような詩。
まどみちおは、詩集を読んでみたくなりました。
「ぞうさん」とか「ゆうびんやぎさん」とか、童謡を多く書いてる人です。


厨二病患ってるときは、中原中也詩集を常に持ち歩いていました。
…痛い。