嘘つきのパラドックス。
嘘をつくことに抵抗がなくなっている。
昔は、昔っていうか学生の時とかは、自分は「嘘をつけない人間」だと思っていた。
例えばだけど、 友達にいたずらをしかけたりするじゃん?
そういう時、自分がまっさきにニヤニヤしてしまって、バレてしまう。
感情とか思考が顔に出やすいタイプなのかなって、そう思ってた。
でも今、全然嘘ついちゃってる。
嘘まみれの生活。
自分がピノキオだったら、鼻が宇宙まで突き抜けてるよたぶん。
演技が相当うまくなってると思うんだな。
演技するってことが、嘘をつくことに含まれているとするならば、だけど。
抵抗がない、っていうのは言い過ぎたかもしれない。
抵抗がないわけではない。
やっぱり、心のどこかでは「よくないよな」って思うし、
「これバレたらどうしよう」って怖い。
しかも、嘘を貫くために、また別の嘘を用意しなくちゃいけない場合もあって、
こういうの本当によくないよね。
自分のためっていうより、嘘をついている相手のために。
ウィキで「嘘」を調べたら
イギリス等では、他人を喜ばせるための嘘は「white lie(良い嘘)」とする。
とあったけど、
果たして、私のついた嘘は、相手にとって白だったのか、黒だったのか…。
でも、
たぶん、
憶測でしかないけど、
まだもとに戻れると思うんだよね。
ほんとにここが最後のポイント。
だから、これにて一旦、嘘つき終了。
幕を下ろします。
ごめんね。
さようなら。